「調理酒」って一体何なんでしょう?
家にあった「清酒風料理酒」の原材料名欄を見ると
水あめ、アルコール、米・米こうじ、食塩、 小麦発酵調味液(大豆を含む)、酸味料 |
15mlあたり | |
エネルギー | 21kcal |
タンパク質 | 0.09g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 2.7g |
ナトリウム | 124mg |
食塩相当量 | 315mg |
「水あめ」はまだ解ります。
「食塩」と「小麦発酵調味液」ってことは
うっすら醤油が入っているってことでしょうか?
ちょっと調べてみたら
食塩や酸味料は酒税法逃れ(安くする、
酒店以外でも売れる)目的があるみたいです。
水あめの主成分は麦芽糖(マルトース…二糖類)です。
米麹はデンプンをブドウ糖(グルコース…単糖類)に分解するそうですから
本当の日本酒にはブドウ糖が含まれる筈です。
マルトースは腸液によりグルコースに分解されるくらいですから
そのままでは細胞膜を通過できないわけです。
となると理論的に考えて、煮物などをする時に
味の浸透度が違ってくるような気もします。
いずれにしても、今後研究の余地がありそうです。