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水を美味しくする方法

先日来、水を美味しくする方法を研究してきましたが、
とうとう決定的とも思える方法に辿り着きました。
今日お茶を飲んだらとても美味しく感じることができたのです。

それというのも、この土日はちょっと出かけており、
トルマリンやら木炭に水を漬けたまま2日間放っておいたのでした。
今度は水以外に何も入れずに放置しておいたところ
やはりこちらも美味しくなっていました。

つまり、水を美味しくする方法とは「汲み置くこと」だったのです。
考えてみれば水棲生物を飼う時に水を汲み置くのは当然のことですが
影響の多少はあれ、
人間にも良いという結論は当たり前かもしれません。

電気ポットの「カルキ抜き」をしても変化が感じられなかったので
水が悪いのはカルキ以外の原因と思い込んでいたのですが、
どうもカルキが一番の犯人という可能性が出てきました。

災害時や断水時のための水の備蓄にもなる、ということで
タンクを買い今後は水を汲み置くことになりました。
ちょっと手間はかかりますが、意外と安く済みそうです。
残った問題点は重金属の除去です。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2007年03月26日23:43

軟水・硬水

軟水・硬水については、明確に科学的な定義があります。
簡単に言ってしまえば
Mg2+(マグネシウムイオン)とCa2+(カルシウムイオン)の濃度です。

お茶(紅茶を含む)・コーヒーなどには軟水が良いそうで
本来の意味での“ミネラルウォーター”は適さないわけです。

逆に肉料理などには硬水が良いのだとか。
これは硬水の方が灰汁成分が析出しやすいからだそうです。
  

Posted by sak 改め Saxan. at 2007年03月13日22:00

アルカリイオン水

少し前に「マイナスイオン」が流行りました。
前の職場ではマイナスイオングッズを
生徒に渡すように強制されて嫌な思いをしたことがあります。
売らされた訳じゃないからまぁいいのですが
理科を教える人間としてどうしたものか悩みました。

マイナスイオン同様に科学用語でないものに
「アルカリイオン」というものがあります。
私が化学科の学生のとき、
酒を飲みながら浄水器の話になったのですが
博士課程の学生はおろか教授ですら知らないのです。
冗談交じりに「苛性ソーダでも入ってるのか?」だって。
「水酸化ナトリウム」って言ってくれよ、と思いましたが…。

電気店に行くと、こういう謎の言葉だらけですね。
店員が一生懸命説明すればするほど
「おいおい、言っている言葉の意味わかってるの?」
と言いたくなっちゃいます。
「理窟はわからないけど、なんかこの機械を使うと
美味しくなるんですよ」って言ってくれる方が
むしろ好感を抱いちゃうんですが、
私みたいなのは少数派なんだろうなぁ。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2007年03月10日22:00