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to不定詞

今お世話になっている塾では英語の先生が産休のため
私がピンチヒッターで英語も教えています。

そんなわけで、再勉強の毎日ですが
高校生当時に気になっていて解決しなかったことが
今はインターネットのおかげで色々なことがわかります。
まぁそれでも決定打となるほど納得はできないんですがね。

その1つが、be to 不定詞です。
「義務・予定・運命・可能・意志を表す」などと習うのですが
それはbeを伴ったときに初めてそうなのでしょうか?

こちらのサイトを読んだところでは
beを伴わなくても運命などの意味を持っているように私には思えます。
こういうことを高校で教えてほしかったと思います。

おそらく中学生あたりで文中にあるto不定詞に対して
「このtoは何だ?」と質問するのでしょうが
「前置詞」と答えたらどうなるんでしょうね。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年02月14日04:33

語源を辿ると面白い。

遺伝の勉強のとき、親をP、子を1、孫をF2、…と書きますね。
農業をされている方はF1はよく使うようです。
PもFもラテン語が起源の言葉です。

Pは英語と同じparentです。
entは人を意味する語尾ですが、
pareは「整える」というような意味のようです。
ニュアンス的には「生み出す」「力をもたらす」のようで
画竜点睛のエピソードの「目を入れる」に近いのかもしれません。
だからparentは「子どもを生み出す人」ということですね。
pre(前もって)が付けばprepare「準備する」になります。
準備したものがpreparat「プレパラート」(ドイツ語)です。
emperor「皇帝」も元は“隊列を整える人”という意味だそうです。
compare「比較する」のpareは別物でpairと同語源です。

Fはfiliusというラテン語だそうですが
英語にも関連語彙が無いか調べてみました。
ad libとかのad(~に向かって)が変化した“af”が前にくっついて
動詞化したものがaffiliate「加入させる」だそうです。
ネットで稼ごうというあの話の“アフィリエイト”です。
元々は「養子にする」という意味から派生したんだとか。
だから「嫡出子の父親を決定する」という法律用語もあるみたい。
「“加入させる”から“認知する”」とこじつけて
覚えている人もいるかもしれませんが
やはり語源を考える方が説得力ありますね。

うちの塾も今春から予備校部門ができますが
こういう授業をやったら面白いですよね。
もし英語力があったら立候補するんですけどね(笑)  

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年02月11日09:11