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生物の教科書

ボーナス払いが沢山あって金も無いのに買ってしまいました。
「レーブン/ジョンソン 生物学(上)」という本。
アメリカの大学で使っている教科書っぽいです。


まだ最初を読んだだけだけど
分子の疎水性だの電子親和力だの
化学の説明もちゃんとしています。

日本の高校生物って暗記偏重のような気がします。
教えている先生に知識が無い(人がいる)のかもしれないけど。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年08月02日14:39

「予定運命図」のフォークト

高校生物で必ずと言って良いほど出題されるのが
予定運命図のフォークトですが
どんな人生を辿った方なのか知りたくて
ネットで検索してみることにしました。

化学や物理で学ぶ人物に比べヒット数が少ないというか
狙い通りのものが出てきてくれません。
そもそも「Walter Vogt」という名前の原語表記すら
見つけるのに苦労したくらいです。

日本のWikipediaはおろか英語でも見つかりません。
これじゃ「生物学=丸暗記」の人ばっか
ってことを示しているようなもんじゃないの?

「Walter Vogt」での検索結果はこちら  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年07月23日22:15

ナベアツと公倍数

もはやタイトルだけで私が何を言いたいのかおわかりだと思います。
少し前は「3の倍数でアホになる」だけでなく
「5の倍数でナルシストになる」もあったので
私は「これは公倍数の教材に最適だな」と思いました。

しかし、こんな記事を見つけました。
小学校低学年は意味もわからず真似してるんだそうです。
ていうか、これは単に指導力不足なのでは?  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年06月30日23:55

ドップラー効果のFLASHが見つからない

「百聞は一見に如かず」に当てはまるのかどうか知りませんが
物理で波動を勉強するとっかかりとして動画があると
きっと理解し易いんだろうなぁ、と思います。
ということで頑張ってFLASHに初挑戦しました。

Doppler効果(救急車が通り過ぎる時にサイレンの音が変わる等)を
説明するための動画です。






そして波源が動くと、Doppler効果が起こります。






右側では波紋の間隔が狭くなっており
波長が短い(音なら高くなる)ことがわかります。
更に波源の速さが波の速さより速くなった場合が↓






余計な日記とか見たくない方はこちら

作り終えた頃に良いサイトが見つかってしまいました。
海外サイトですが↓です。
http://galileoandeinstein.physics.virginia.edu
/more_stuff/flashlets/doppler.htm

人生ってこんなものなのかな。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年05月31日21:00

共役

数学でも化学でも「共役」という言葉が出てきます。
これを「きょうえき」と読む生徒が多いのですが
正しくは「きょうやく」と読みます。
「後三年の役」とか「兵役」とかの
読みに引っ張られるのでしょうね。

なぜなら昭和32年まで「共軛」と書いていたからです。
国語審議会で当用漢字(今で言う常用漢字)表に
載らない漢字については別の漢字を割り当てることに
なったため今は「共役」と書いているのです。

「軛」というのは「くびき」と読み
車の轅(ながえ)の前端に渡して
牛馬の頸の後ろにかける横木のことなのだそうです。
つまり「共軛」という言葉には2個でセットになっている
様子を表したかった気持ちが込められているのです。
なんで、こんな書き換えを許しちゃったのかなぁ。

上越地域に「頸城」という地方名がありますが
なんか関係あるんでしょうかねぇ。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年05月02日22:58

キレートレモン


「キレートレモン」という商品は少し前からあるようですが
化学屋さんがその商品名を聞いたら、どう思うのでしょうか?

キレートというのは「蟹のハサミ」という意味で
(ということは池乃めだかにCMやってもらう方が良いんじゃ?)
蟹が両手(?)のハサミで物を持つときのように
金属イオンと2つ以上の手で結びつくことを言います。
とても結合力が強いので
散弾銃で鉛汚染された水鳥の治療に使ったりするそうです。
まさに「デトックス」ではあるのですが…。

私なんかは「キレートレモン」なんて聞いたら
「人を鉛中毒の水鳥みたいに言うな」って言いたくなるんですが…。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年04月09日23:17

弱酸の遊離反応

弱酸の塩に、それよりも強い酸を加えると、弱酸が遊離します。
一般に化学で「弱酸の遊離」と呼んでいる反応ですが
(少なくとも教科書上では)有機化学でよく使用される反応で
最近はどうか知りませんがセンター化学の有機化学分野は
「これさえ解っていれば点数が取れる」というほどの知識でした。

もちろん有機物質に限らず無機物質でも起こる反応です。
炭酸水にレモンを加えると溶けていた
二酸化炭素が抜けるのはこのため。

最近はこの反応を使って硫化水素を発生させて
思いっきり吸い込んで自殺する人が増えているようです。
練炭より手軽なことが、流行の理由のようですが
助けようとした人も中毒死するなど二次的な被害が出やすいようです。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年04月04日21:57

ドブロク

きょう武重本家酒造の酒蔵公開に行ってきました(詳しいレポートはこちらで)。
そこでドブロクを買ってきて、きょう初めて飲みました。

蔵出し当日に飲んだせいか
「5℃で保管」なのに、ずっと車の中で揺られてきたせいか
二酸化炭素の泡が、とても良い感じでした。
かといって炭酸飲料やスパークリングワインのような激しいわけでもなく…。

高校生物では「アルコール発酵」というのを習いますが
そこでエタノールとともに二酸化炭素が一緒に発生することも勉強するのです。
そういった意味ではドブロクは最高の教材だなーと思いました。
でも、高校生には飲ませられませんけどね。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2008年03月20日23:35