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助動詞

助動詞を「auxiliary」と呼ぶのは知っていましたが
もっと長くは「auxiliary verb」と言うようです
(余談ですが、この語を見るとラジカセの外部入力端子に
「aux」と書いてあったのを思い出します)。

助動詞は更に分類されて
法助動詞や迂言的助動詞などがありますが
法助動詞は「modal」とか「modal verb」とか呼ぶようです。

となると、日本語の助動詞とは違って
動詞の一種と考える方が
良いのではないかという気もしてきます。

高校に入ると
ought toとか2語の助動詞も出てきて
ますますwant toやhave toも助動詞ではないかと
考えることもできるのではないかとさえ思います
(疑問文・否定文の作り方以外に違いが見つかりません)。

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年07月11日05:27

漢検準1級を勉強して

数年前に漢字検定の勉強をしたとき
“表外読み”というのを知りました。
「常用漢字表に無い読み」ということなのですが
「番」を「つがい」と読むなど、
もしかしたら日常生活において
「薔薇」が書けるより大事なことかもしれません。

「堪える」は「たえる」とも「こたえる」とも読み
「保つ」は「もつ」とも「たもつ」とも読み
「解く」は「とく」とも「ほどく」とも読みます。

既存の読みに接頭辞を付けたようにも見えます。

字は異なりますが
「なやむ」には「病む」という意味もあったようで
これも共通したものがあるように思えます。

古語を覚えろと教師は言ったけど
こういう話を誰からも聞いてないのです。
前回と同じ結論です(笑)

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年05月17日13:34

言語というものの捉え方

私は専門家ではありませんが
言語というのは、漢字で書いても「言」が入っているように
読み書きよりも話すことでのウエイトは高い筈です
(因みにlanguageの“lang”は「舌」ですから英語でも同じです)。
テレビの字幕テロップやインターネットで記事が配信される時代になっても
会社の同僚・学校の友達・家族との会話や、
テレビの音声から入ってくる情報の方が
多くの人にとっては主であることでしょう。

例えば日本語の音便もそうでしょうし
「小戯れる」が「小洒落る」になってしまったり、
かつて「日和る」だったものが「ひ弱になる」と解釈されたり…
今日ですらテレビから音声として得られる情報量は多いのです。
まして昔の英国民の何割が文字を読めたものやら…。

私はリスニングが苦手ですし留学経験もありませんから
授業に英会話を増やせと言うつもりは皆無ですが
英語の綴り等にも発音は影響してくる筈と考えるのが自然です。
しかし、そういうことを今まで誰かに教わった記憶がありませんし
塾で英語の先生が語っているのを見たこともありません。
(まぁ授業見学も中途半端にしかやってないですが)

readの活用はネットで見ても「無変化型」、
layは不規則動詞と扱うところが多いようですが、
そう考えるとおかしいと思いませんか?
音だけならlay-laid-laidは規則変化ですが、
そういう説明をしてくれる先生はいましたか?

学校でのテストは書くものだから仕方無いかもしれませんが
でも、言語というものの本質を理解するには
「人々が口を使って発音してきたもの」という観点が
当たり前すぎてあまりにも足りない気もするのです。
これは英会話教育が進んでも同じかもしれません。

当たり前すぎて初心者には見落としがちなこと。
教える商売の人間ですから、気をつけたいと思います。

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年03月31日01:44

動詞の活用を考察する

不規則動詞と規則動詞という機械的な分け方でなく
もうちょっと深く考察してみましょう。
とりあえずsit-sat-satとかの母音変化型と
cut-cut-cutなどの無変化型は置いておきます。

昨年は夏くらいから動詞の変化を生徒に教えるため
なるべく系統立てようと動詞の活用表を
順番にこだわって作りましたが
結局のところ大事な観点は
過去形と過去分詞が同じかどうか
という点でした。

speak-spoke-spokenなど
過去形と過去分詞が異なるタイプは
過去分詞の最後がnやneで終わります。

keep-kept-keptや
teach-taught-taughtなど
過去形と過去分詞が同じタイプはtかdで終わります。
実は規則動詞も同類なんです。

調べてみると1000年ほど前までの
英語の活用の仕方と密接に関係していて
speakのようなものは強変化動詞
keepのようなものは弱変化動詞
と呼ぶようです。
この続きもいつか書くつもりですが
現代英語についても強/弱変化と
分類するものとしてお話していきます。

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年03月02日11:02

to不定詞

今お世話になっている塾では英語の先生が産休のため
私がピンチヒッターで英語も教えています。

そんなわけで、再勉強の毎日ですが
高校生当時に気になっていて解決しなかったことが
今はインターネットのおかげで色々なことがわかります。
まぁそれでも決定打となるほど納得はできないんですがね。

その1つが、be to 不定詞です。
「義務・予定・運命・可能・意志を表す」などと習うのですが
それはbeを伴ったときに初めてそうなのでしょうか?

こちらのサイトを読んだところでは
beを伴わなくても運命などの意味を持っているように私には思えます。
こういうことを高校で教えてほしかったと思います。

おそらく中学生あたりで文中にあるto不定詞に対して
「このtoは何だ?」と質問するのでしょうが
「前置詞」と答えたらどうなるんでしょうね。

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年02月14日04:33