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1.掛け順教育とは

例えば「3羽のウサギがいる。
耳は合わせて何本あるか?」という問題で
「式」の欄に「3×2」と書くと不正解となり、
「2×3」のみが正解になるケースがあるそうです。
おそらくこの授業をされている先生は×にすることでしょう
(2年生で九九を一通り習っていますので
交換法則2×3=3×2は履修済みです)。

掛け算を初めて扱う際に
「1つ分」×「いくつ」の順に書くよう
国内すべての教科書に書かれているのが
その根拠のようです。

先の例では
「耳を3本もつウサギが2羽いる」ことになり
問題の意味を理解できておらず
不正解扱いとするようです。

一般社会において例えばレシートなど
「いくつ」×「1つ分」で書くことも多いので
この採点基準に違和感を抱く人も少なくないでしょう。

子どもがいつも以上に悪い点数を取ってきたのに驚き
いざ実際にテストを見てみると、
掛け順が正しくないために減点されていて
初めて親御さんが気付くケースがあるようです。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年11月24日11:19

掛け順教育について(目次)

40年ほどの歴史を持つ問題になっているようですが
深刻化しているケースがあるらしく
塾講師の私としても他人事ではないので
まとめていきたいと思います。

疑問点が沢山あるため、
本日分は目次のみ掲載します。
1.掛け順教育とは
2.掛け順の根拠
3.交換法則との関係
4.教科書と指導書
5.私が塾の授業中に感じること
今後追記・修正していくこともありえます。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2013年11月24日11:05