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年越しは新蕎麦?

昨日ドライブしていたら小さな白い花の畑を通った。
今朝の読売新聞を見て蕎麦の花だったと確信が持てた。
それで思ったのだが、つまり蕎麦というのは夏が旬ではないということだ。
「年越し蕎麦」というのは「年末に新蕎麦を食べよう大会」だったのではないだろうか。
もしかしたら「長生きできるように年末には長いものを食べよう」って単に口実じゃないか?
日本人は“かこつける”ことが好きだ。
「送別会」「寄り合い」と銘打って飲み会をするではないか。
年越し蕎麦を食べる、というのは実は一番うまい時期に食べるという
粋な行事だったのかも、とドライブしながら思ったのだった。

蕎麦と言えば、もう1つ疑問に思っていることがある。
蕎麦屋に行くと金があるときは天プラ蕎麦を頼むことが多いのだが、
本当に蕎麦に天プラは合うのだろうか?
私は鉄火巻が好きなのだが「こんな組合せを誰が考え出したたのだろう」と思うほど、
マグロと海苔は絶妙の取り合わせだと思う。
でも、天プラ蕎麦にはそれが感じられない。
などと言いつつ、また蕎麦屋に行ったら天プラを頼むんだろうなぁ。
(参考:健康コラム・食べ合わせ)  

Posted by sak 改め Saxan. at 2006年09月04日21:58

犬が食べてはいけないもの

犬が食べてはいけないものについて何となく調べていた。
葱や玉葱がいけないというのは共通しているが、
それ以外の食品については
「最近の犬は雑食だから何でも大丈夫」という記事がある一方で
「○○、○○、…はいけません」と列挙しているものもある。

その中で犬が食べてはいけないものの例として
「キノコ類」と書いてあるサイトがあった。
そうと知らずに私は犬にキノコを食べさせてしまったことがある。
だいぶ昔のことなので死に直結したわけではないことは明らかだが
「寿命を縮めてしまったのだとしたら…」と思い少し焦って色々と調べてみた。
するとドッグフードの原料に椎茸が入っているものを見つけた。

この経験から、この種の記事にどうも怪しげなものを感じるようになってしまった。
「いけません」と書いてある記事も箇条書きなだけのものが殆どで
根拠をはっきりさせているものが少ないのだ。
ネットで得られる情報なんて所詮はその程度ということかもしれない。
かと言って自ら試してみる度胸もないのだが。

人間に置き換えて考えてみた。
「牛乳は体に良い」と言われる一方で、牛乳で下痢をする人もいる。
蕎麦も同じだ。
逆に(今は少ないだろうが)怪しげなフグの処理法で
大丈夫だった場合もあれば死んでしまう場合もある
(フグの個体差に因るところが多いらしい)。

まず牛乳や蕎麦の例だが、同様に犬で考えたらどうだろうか。
ある食品Xは一般的な犬には体に良いが、
たまたまその犬について下痢しやすいものだったのかもしれない。
その“実験”を知った人が情報を広めたのだとしたら…
と考えることはできないだろうか。
だとすれば、みすみす体に良い食品を犬に与えないで
一生を過ごさせることになりはしないか。

逆に「○○は大丈夫」と書いてあるサイトも如何なものだろうか。
怪しげなフグの処理師と同じではないのか?
全ての個体について試すことは当然無理だが
ある程度の犬種・数で試した実績があって述べているのだろうか。

犬は食肉目でクマと同じだという事から考えても
肉以外の食品が必ずしも悪いとは思えない。
ただ汗腺の発達が悪いことが特徴的だそうだから
人とは全く逆で、塩分に注意しなければいけないことは確かだろう。
専門家でない人間が言えることはこの程度ではないだろうか。

人間ですら先日までイソフラボンが良いと言われていたのに
摂り過ぎはいけないと新たな研究が出る始末だ。
犬についてはっきりした結論が出るのは
私の存命中には叶わないと思うほうが当然かもしれない。  

Posted by sak 改め Saxan. at 2006年08月17日21:58