ミリとマイクロ
枝野さんが「ミリとマイクロは1つ違う」って言ってましたが
よくわからない人もいると思うので説明します。
知ってると思うけど「ミリメートル」というのは
「ミリ」と「メートル」からできている。
1メートル=1000ミリメートルなんてやると
学生時代を思い出すでしょ(笑)
実は「キロ」「ミリ」「マイクロ」「ナノ」は全部同じ仲間で
「メートル」とか「グラム」とか基本となる単位の前に
好きに付けちゃって構わない(「マイクロ尺」があるのかはわからんが)。
だから「マイクロアンペア」「ナノグラム」なんてのもありうる。
どんな単位に付けても「ミリ」は「1000分の1」
「マイクロ」は「100万分の1」って意味になる。
ちなみに「ミルフィーユ」とか「ミリオネア」の
“mil”は1000って意味だそうで
その後ろに“i”を付けると逆数になるって法則があるらしい。
「セント」と「センチ」もそういう関係。
例えば「私の身長は0.0015キロメートル」なんて
言う奴はいないけど、なぜかと言えば
やっぱり小数はわかりにくいからだと思う。
髪の毛は人によって違うけど0.05~0.1ミリメートルで
(紙の厚さも大体このくらいだけど同じ「かみ」なのは意味があるのかな)。
これもわかりにくいから1つずらして
50~100マイクロメートルって表してやるわけ
(ちなみにマイクロメートルは昔「ミクロン」と呼んでました)。
枝野さんの発言は「今まではメートルで表してたけど
大きくなったのでキロメートルで表してます」と
言ったのと同じような意味なわけ。
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