円周率

sak 改め Saxan

2008年04月21日 21:54

円周率πは小数で記述しようとすると
π=3.14159265358979323846264338327950288…
のように無限に続くことで有名な数ですが
π=3.14とするのが一般的です。

しかし、π=3.1416とすると意外と便利なことがあります。
3.1416は2,3,7,11,17で割り切れるのです。
だから例えば円錐の体積を計算するようなときも
(半径や高さが分数になっていたりでもしなければ)
割り切れるので四捨五入しなくてよくなるのです。

筆算で割り算をすると
どこで打ち切ったら良いのかわからなくなって
まさに“割り切れない思い”になるのですが
そういう心配がグッと減るわけです。

掛け算の桁数がちょっと多くなるのが欠点ですが
“割り切れない思い”をするよりは良いので
高校の物理の問題などはπ=3.1416で解いていました。
おかげで模範解答と僅かに違う(私の方が正確なのですが…)
答えになっちゃったこともありました。

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