おもしろくないねぇ
小学校算数や中学校数学の教材を見ていると思うのですが
本っ当に面白くない問題ばかり解いていますね。
教えている私が「面白くない」と思っているのだから
そういう思いは生徒に伝わっちゃうのでしょうね。
例えば「ミカンとリンゴが合わせて15個あります」という問題。
あたかも日常生活でありがちな問題っぽいですが
「合わせて15個あるなぁ」とか
「合わせて15個買わないと…」という状況が
日常生活の中にどれだけあるでしょう?
見かけだけ「日常っぽく」しているだけです。
どうせなら「15人でリクレーションを行うことにしました。
賞品をリンゴとミカンにすることにしました」まで
問題を作ってもいいんじゃないでしょうか?
数学という学問の本来の目的は違うかもしれませんが
おそらく国民が数学を学習しなければならない理由は
「様々な現象を理解・利用するのに数学を使えるようになること」だと思います。
中途半端な問題じゃ、動機付けにならないんじゃないでしょうかね。
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